新島は、東京都心からアクセス可能な伊豆諸島の一つで、美しいビーチや星空、温泉などが楽しめる魅力的な島です。この記事では、新島への行き方から島内の楽しみ方まで、旅行者向けの情報を詳しくご紹介します。
行き方
新島へのアクセス方法は主に以下の4つです:
- 高速ジェット船:東京竹芝港(浜松町駅or大門駅から徒歩10分程)から約2時間20分直行便。大型船より早く着くため便利ですがゆったりとした船旅は楽しめません。
- 大型客船:竹芝港から夜10時頃出発し、約8~10時間で翌朝到着。船旅をゆっくり楽しみたい方におすすめ。【個人的にオススメ!!】
- 客船:静岡県下田港から約2時間40分で新島に到着。
- 飛行機:調布飛行場から約40分で到着。最短時間でアクセスしたい場合に便利です。
私のおススメは時間があれば大型客船(さるびあ丸)がおすすめです。夜に出て船で一泊し朝には島についています。のんびりとした船旅を満喫でき、東京湾の夜景を見ながらお酒を飲んだりできます。あまり揺れないため船旅初心者にもおすすめです。暖かい気候のシーズン中はそれなりに混みますがオフシーズンだと船内も空いており、2等和室でも人が少なくゆったり過ごせます。私が行った12月初め(平日)は2等和室内は私以外誰もいませんでした。
船内はとても綺麗で、トイレもウォシュレットがついています。毛布は100円で借りることができるので寒さ対策も!
島内での移動手段
新島は南北に長い島で、移動手段は多様です。山もあり起伏が激しいところがあるので移動手段によっては行くのが難しい場所もあります。
- レンタカー・レンタバイク:効率よく観光地を回りたい方におすすめ。【個人的におすすめ!!】
- レンタサイクル:自転車でのんびりと自然を感じながら移動できます。
- ふれあいバス:島内無料の定期運行しているバスで主要スポットを巡ることが可能。
- タクシー:必要に応じて利用できますが、事前予約が必要な場合があります。
今回友人と3人で行ったのですが、当初はレンタサイクルで島内を移動する予定でした。しかし実際行ってみるとキャンプ場まで距離があったり、荷物の量も多かったためかなり不安でした。レンタカー屋さんでレンタサイクルしようと思い行ってみたらレンタカーを勧められ、値段も安かったし、釣りもOKだし、帰りは港に置いといていいよとのことでメリットばかりだったため結局レンタカーを借りることにしました。
レンタカーがやっぱり最強
結果的に『レンタカーを借りる』という選択肢はこの度一番の良い選択となりました。
理由としては、
- 行動範囲が広がる(釣りをするならポイントをすぐ変えられるので
- 時間の節約になる。
- 暖かい
- 便利
- 安い(3人で割ったら1人2000円で借りられました。ちなみにレンタサイクルは1500円)
- 島なので運転しやすい
- 荷物を持たなくていい
色々ありますが、島でキャンプや釣りをする目的であれば絶対レンタカーがいいです!もしレンタサイクルだったと思うとたぶん楽しさは半減していたかもしれません。
レンタカーを勧めてくれたおじさんに本当に感謝です!!
無料キャンプ
新島には無料で利用できる「羽伏浦キャンプ場」があります(ハブシウラ)
- キャンプ場には炊事場(鍋とかトングとか自由に使えるものが色々ある)、テーブル、焼き台、トイレ(綺麗ではない)、シャワー(温水なし)が完備されています。無料なのに充実していてお金とっても良いんじゃないというレベルでした。ゴミ捨て場もあります。
- 利用には当日の受付が必要ですが、予約不要なのも魅力的。先着順です。12月初め(平日)に行ったら貸し切りでした。人目を気にせずに伸び伸びとキャンプができました。
- 自然豊かな環境で山のふもとにあり、天気が良ければ夜は見たことないくらいの満点の星空を眺めながら過ごすことができます。
- 猫が住み着いているので苦手な方は注意。
- 島なので風が強い時もあります。
- 歩ける距離には何もないので、買い出しは必須です。炭や薪もないです。自販機は受付近くにあります。
新島の気候
新島の気候ですが冬でも最低気温が10℃を切るくらいが平均で、私たちが行った12月初めは最高気温が20℃近く、最低気温が13℃くらいでとても過ごしやすい気温でした。風はあるので体感温度は結構低いですが風さえ防げれば都心と比べても暖かいです。
冬でもキャンプはしやすいのではないかと思います。
釣り
新島は釣り好きにも人気のスポットで潮の流れもいいため魚種も豊富で大型の魚も上がります。
- 一年を通じて鯛やヒラメ、青物、根魚など多様な魚種が狙えます。
- 特に「羽伏漁港」や「羽伏浦海岸」、「間々下海岸」は釣りポイントとして人気です。
私たちはルアー釣りでホウセキキントキが1尾、アサリのむき身でフエダイやイタチウオ、ネンブツダイなどが釣れました。ちなみに釣ったのは羽伏漁港です。島のおじちゃんたちはサビキでムロアジなどを大量に釣っていました。ちなみにここは自転車で行くのはキツイです。
魚屋の力の見せ所!!捌いて刺身にしちゃいました!!新島を堪能!!美味しかった~
無料の露天風呂
新島には無料で利用できる天然露天風呂「湯の浜露天温泉」があります
- 24時間年中無休で利用可能。混浴なので水着着用必須です。
- コーガ石造りの古代ギリシャ風建築が特徴的で、海を眺めながらリラックスできます。
- サンセットや星空の下で入浴する体験は格別です。
無料の温泉はキャンプ場からは少し距離があるのでレンタカーがあってよかったなと思いました。キャンプ場で寝る前に温泉に行きましたがちょうどいい温度で、満天の星空の露天風呂で心も体もポカポカでした。無料の施設ですがこちらも有料でもいいくらいのクオリティーと綺麗さなので新島に来たら絶対に行くことをおススメします。足湯もありました。
私たちが行った時はほぼ貸し切りでより最高の雰囲気で温泉を楽しめました。
運が良ければ星空も!
新島は光害が少ないため、晴れた夜には満天の星空を見ることができます。キャンプ場でも、夜釣りの時でも、周りに明かりがなければどこでも観察スポットです。個人的には今までで見た中でも一番綺麗な星空でした。
ウミガメが大量出現する超綺麗な海
私が行った時は釣りをするたびにウミガメがいました。釣り場も色々変えましたが必ずどこかに現れてウミガメ好きには堪らない島なんじゃないかなと思いました。たぶん10匹以上は見たと思います。
そしてそして!!
海がめちゃめちゃ綺麗です!!!透明度がすごい!!!水色の新島ブルーの海はすべての方に癒しと安らぎを与えてくれることでしょう。
最後に
新島は都市部から気軽に訪れられる離島ながら、大自然とアクティビティが満載の場所です。無料の施設も充実しており、島の人たちの日々の努力のおかげですね。ありがたや~。
オフシーズンの冬でも楽しめる新島旅行!計画してみてはいかがでしょうか?
コメント