以下のリンクは前編となります。私が沖縄移住を決めた理由が書いてありますが魚屋時代からの行動やスモールビジネスの始まり、沖縄での移住体験など結構細かく書いてあるので沖縄での地域おこし協力隊のインターンだけ気になる方は飛ばしてもらっても結構です(笑)
今の境遇に満足できなくて何かやりたい!けどどうしたらいいかなと考えているそこの貴方はぜひ見てもらえたら少しでも背中を押せるかもしれません^^(私は妻子持ちで会社での肩書も捨て東京から沖縄に移住する決断をしました)
沖縄での挑戦が始まった(沖縄国頭村地域おこし協力隊インターン)
前回の記事で、私が沖縄移住を目指し国頭村で「おためし地域おこし協力隊」や養殖業の視察を行った話をしました。そして、その体験の中で沖縄での夢を本格的に実現したいという決意を固め、地域おこし協力隊インターンとして国頭村での新しい挑戦に踏み出しました。今回はそのインターン期間中に経験したこと、感じたこと、そしてこれからの方向性についてお話しできればと思います。

沖縄インターンはじまり!!
定置網漁業:大海原でのリアルな経験
インターン期間中、最初に取り組んだのは国頭漁協での定置網漁業だった。前回は見学要素が強く今回は仕事として従事。業務としては朝早くから船に乗り(朝早いと言っても沖縄北部はセリの時間が10時なので漁は深夜というより朝7時くらいから)、網を引き上げ、魚を仕分けし、魚を締め、冷やしたまま港に持ち帰る。漁に必要な網のメンテナンスを日々行うというリアルな漁師体験。
また、漁業というものが自然環境に大きく左右されることを改めて実感した。国頭村が抱える人手不足の課題感も認識し、この経験が地域での課題解決に向けて何をすべきかを考える大きなきっかけとなった。

陸上養殖とサンゴの移植:未来につながる挑戦
国頭漁協で定置網を行うのと同時にもう一つSea Lifeさんでの陸上養殖の管理とサンゴの移植作業などを行った。陸上養殖もやはり掃除や餌やりなどの日々のメンテナンスが重要になっていて日々の業務の大切さを実感した。また、サンゴの移植作業では、10年以上ぶりに機材を装着しダイビングを通して海中での作業を経験した。久しぶりに海の中で呼吸ができることの気持ち良さと同時に沖縄の海の美しさとこれからも守っていかなければと思った。

「海と関わり、魚と関わる」自分の好きなことをやっている実感を得た瞬間であった。
ある時、使われていない海ぶどうの養殖場の話があり運よく使わせていただけることになった(色々な制約があり私が借りることはできないのだが)
夢にまで見た海ぶどうの養殖ができるという奇跡(前半のはじまりの章参照)
荒廃してしまった施設を引き継ぎ、新たな養殖場として再利用する。まさか思い描いていた事がこんなにも順調に進んでしまうなんて思わなかった。私がやりたかったことができる。こんなにハッピーな事はないと感じた。
地域の人との交流:心温まるつながり
地域住民や漁師の方々との交流はとても面白かった。私を積極的に色々な場所に連れて行ってくれたSea lifeの森さんには感謝してもしきれない。地域のお祭りに参加したり、出店を手伝いながら訪れる方々との会話を楽しんだ。人と人との距離感が近く、温かいコミュニケーションが国頭村の魅力の一つだなと感じた。沖縄には独特の訛りがあるがそれも全くわからないものからなんとなく理解できるものなど沖縄の文化に触れるいい機会となった。
産地で獲れた魚を東京に出荷する作業もやらせていただいた。生産者側、販売側、両方を経験したからわかる流通の重要性。今までは販売側しか経験したことがなかったため自分の中にある【価値観】が漁や産地の方と話す中で少しずつ変化するのを感じた。この経験を活かして水産物の魅力をより多くの人に伝える活動もしていきたいなと思った。

海ぶどう養殖への挑戦:第一歩を踏み出す
インターン期間中に海ぶどう養殖の第一歩を踏み出せたのは良かった。この取り組みでは試験的に母藻の生育状況を観察して、試行錯誤しながら少しずつ形になっていくのがやりがいのある瞬間だった。将来的には海ぶどうの商品化、観光客の方々にも楽しんでもらえるような養殖場作りや他の養殖にもチャレンジしていけたらと思った。

今後の展望
インターン活動で得た経験は、これからの挑戦に向けた貴重なものとなり、改めて国頭の良さを感じることができたのは大きかった。移住の目的も明確になりインターンをやって良かったと思えるいい時間の使い方ができた。
今後は
- 海ぶどうの商品化と観光活用:
海ぶどうのブランド化と観光客や子供たち地元の方々が楽しめるような仕組みを作りたい - 海の保全と沖縄の水産物の普及:
海がなければ生活が成り立たないためその海の保全につながる活動やSNSなど通じて沖縄の水産物の魅力を伝え消費者により深い価値を届けたい - 地域活性化と新たな産業創出:
陸上養殖を活用した観賞魚の育成や、海業、ここにしかないものを活用した新しい形の地域づくりを目指し、雇用の創出や関係人口を増やす
最後に:応援よろしくお願いします^^
国頭村での新しい挑戦はまだはじまったばかり。この記事が少しでも参考になったり、興味を持っていただけたら嬉しいです。沖縄でも田舎な場所なので色々な方の応援がとっても重要になってきます。ぜひコメント欄やSNSなどで感想をお聞かせください!皆さんの声が未来を切り開く大きな光となります!
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