毎年恒例の梅雨。季節感があり良いという反面、ジメジメとして洗濯物が乾かなかったり、外に行くのが億劫だったりマイナス面の方が多いかもしれません。
そんなマイナス面を吹き飛ばす、梅雨に美味しい魚屋がオススメする魚を教えちゃいます!
この時期のこれを食べたら梅雨も悪くないなって思うかもしれませんね!
マアジ
日本人が大好き!究極の大衆魚マアジが1番美味しい時期です!
以下のリンク【瀬付きアジと普通のアジの違い】は私が書いたものでより詳しく書いてあるので参考にしてください。
刺身、たたき、なめろう、塩焼き、酢締め、マリネ、アクアパッツァ、アジフライなどどの料理でも合わせることができる最高の梅雨時期のお供になります。
マイワシ
こちらもアジと並ぶ大衆魚ですが、最近はアニサキスも多いことからお刺身で販売されることがめっきり減ってしまい残念ですね。
アニサキスについてはこちらの記事を参考にしてください。
マイワシは入梅いわしと言われるように梅雨に入る頃に脂が乗り美味しくなります。
脂の乗ったイワシは、鱗だけ取って内臓はついたままの塩焼きがオススメです!(イワシは巻き網などで漁獲される際にほとんど鱗は取れてしまいますので綺麗に鱗が付いている個体は珍しいです)時間があれば塩を強めに振って30分ほど置くことで余分な水分が抜け旨みが凝縮します
脂の乗ったマイワシのとろける食感、ジューシーさ、青魚の旨味はこの時期だけの美味しさです!
刺身や酢締めももちろんオススメですが、寄生虫の問題があるので食べる場合は冷凍するか、自己責任でお願いします。
イサキ
イサキの旬も梅雨時期です。梅雨イサキと呼ばれ重宝されます。
イサキは特殊な魚で、何が特殊かというと子持ちの状態で美味しい魚なのです。通常子持ちの魚は身の栄養が子に取られてしまい身が痩せていることが多いのですがイサキは子(卵や白子)がパンパンでも身が痩せることなく美味しく食べられます。身も子も美味しくいただける貴重な魚です。
イサキの刺身は皮目を炙ることでより美味しく召し上がれます。炙りの香ばしさと皮目の旨み、身の脂が旬の時期には最高のハーモニーも醸し出します。
また、塩焼きやアクアパッツァ、オリーブオイル焼きなどでも美味しい魚で色々な調理法で美味しさを発揮する魚です。
特別編
なかなか売っている場所が少ないので、3種には入れなかったのですが個人的に大好きな魚を紹介します。
タカベ
梅雨時期から夏にかけて美味しい魚で、私が最も好きな魚の一つです。
旬のものは脂が乗って非常に美味でバターフィッシュとも言われるほどの脂乗りで食べる人を感動させます。
主に塩焼きで食べることが一般的です。
こちらも詳しく書いてある記事を参考にしてください。
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