モウカの星というネズミザメの心臓がめちゃウマい!美味しい食べ方教えます!

みなさん、モウカの星ってご存じですか?

聞いたことも見たこともない!という方がほとんどかと思います。

苦手な方もいるかもしれないので心して先に進んでください。

注意【血やグロテスクな写真があり】

モウカサメって?

モウカサメは標準和名ネズミザメというサメです。モーカサメとも言いますね。いわゆる皆さんが想像するジョーズのような全長3mくらいになる大きなサメです。ネズミのような色や顔つきをしているためその名がつきました。

モウカという名前の由来はマブカ(フカはサメのこと)がなまった説など色々あるみたいです。

主な産地は宮城県気仙沼が主で、モウカサメの肉の部分(切り身)は東北で馴染みの深い方も多いのではないでしょうか。切り身は値段も比較的安く出回っており、東京でも見る機会は多いと思います。

モウカサメ(身)の食べ方

モウカサメは非常に淡白で柔らかい身が特徴です。

フライがおすすめの食べ方。また煮付けやムニエルも美味しいです。

サメというとアンモニア臭が気になるといいますが鮮度が悪くなければ全く気になりません。逆に鮮度が悪いものはサメじゃなくてもニオイは出ます。

モウカの星とは

モウカサメ(ネズミザメ)の心臓です。

写真はこちら。

なかなかグロテスクですね。

鮮血が沢山ついているもの、色が綺麗な赤ピンク色をしているものは鮮度が良いと思います。

心臓の大きさはサメの大きさに比例します。モウカの星の値段は総じて高いです。相場があるので大体ですが100gあたり1000円前後(k10000)のイメージですね。1個当たり1000円以上は軽く超えます。

白く見えるところは血管です。心臓なので大きな血管が繋がっています。

食べ方

モウカの星は基本的に刺身で食べます。

つまり鮮度が重要になってくるわけですね。

近年はコールドチェーンの発達により鮮度を保ったまま色々な場所に届けることができるようになり産地だけでなく東京などでも普通に目にするようになりました。本当に素晴らしい事ですね。

オススメの食べ方は【ごま油と塩】でレバ刺し風です。しょうが醤油で食べるのも美味しいです。今はレバ刺しが食べられないので所謂合法レバ刺しとして喜ぶ方も多いかと思います。(実際はハツ刺しですが・・・w)

味は本当に牛のハツ刺しやレバ刺しのような感じでとても美味しいです。クセはありません。

癖を感じるときは鮮度が悪くなっていると思ってください。

心臓の部位によって食感が異なります。特に血管はコリコリしていて食感が大きく違います。

好みによりますが、しょうが醤油、ニンニク醤油、酢味噌などもお勧めです。

沢山食べると飽きてくるので、味変するのもいいですね。

食べきれない場合は、野菜炒めやスタミナ炒め風にしても美味しく召し上がれます。

下処理

美味しく召し上がる前に血抜きの下処理が必要です。

モウカの星はたいていの場合、血だらけで販売されています。これは血がついていた方が鮮度が良いという風習からきているそうです。以下が購入した後の下処理の手順です。

  1. まず全体を良く洗います。
  2. 食べやすいサイズに切ります
  3. スライスした物を氷水で良く洗います。
  4. 白っぽくなったら血抜きができた合図です。
  5. あとは水分を良くふき取り完成です

日持ちは2~3日くらいは大丈夫だと思います。ただ早めに食べたほうが臭みが少なく美味しいです!

最後に

モウカサメの心臓をまだ食べたことがない方はぜひチャレンジしてみてください。

なかなか手に入りずらいとは思いますが、お近くの魚屋さんなどで購入できるか聞いてみるといいでしょう。

どうしてもという方はこちらでも購入できるみたいなので^^


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