夏が旬の魚というと皆さん何を思い出すでしょう?
細長い魚は夏が旬のものが多い気がしますね。実は旬じゃない魚も多いのですが細長い魚は生命力が強いものが多く昔から食べると精が付くといわれ夏バテ防止などで暑い夏に食されてきました。
タチウオも細長い魚の代名詞。名前も太刀魚と日本刀を連想させる綺麗な魚です。
タチウオとは
タチウオはその名の通り太刀のような身体の魚です。
銀色の体色がとてもきれいなタチウオ。グアニンという成分が太刀魚の銀色の成分で、昔はネイルの成分として使われていました。鱗がない魚で身体を手でこするだけでグアニンは取れます。タチウオを丸で買う機会があればぜひ挑戦してみてください。
タチウオは食べて脂っこい魚ではないのですが、脂は多い魚です。ただどちらかというと淡白な白身という表現の方が合う魚です。口当たりは滑らかで魚独特の臭みもすくなく食べやすい魚です。加熱するとふわふわな身質で何をしても美味しい魚です。しかし身が薄いため骨が気になるので卸し方で食べ方を変える必要があります。
タチウオの卸し方
タチウオは身が細長く薄いので卸すのが難しい魚です。
三枚におろす際は大名卸でズバッといきましょう。(大名卸と丁寧卸、いつか記事書きますね!)
三枚におろすと骨があまり気にならなくなり一気に食べやすくなるのでお勧めです!
*赤いところは所謂えんがわという場所です。
太刀魚の料理
タチウオは本当に癖がなく美味しい魚です。
いくつか私が作った中でおすすめを紹介します。
タチウオ塩焼き
塩振って焼くだけです!これだけでもふわふわでおいしー!
タチウオのホイル焼き
https://cookpad.com/recipe/6084389【簡単タチウオのホイル焼き】
こちらのレシピとは違いますが参考に。
タチウオのムニエル
https://cookpad.com/recipe/5996428【タチウオのムニエル】
これもめちゃめちゃ美味しかったです!
タチウオの刺身
タチウオは一般的には皮を剥ぐことが困難な魚のため、皮目を炙って焼き霜造りにするのが一般的です。
皮を炙らずにそのまま皮の風味を味わう刺身もあります。しかし皮が少し口に残るので皮目に飾り包丁を入れたりして工夫して食べるのが良いでしょう。好きな方はそのままでも。
薄造りやタタキにすることでより美味しく食べやすくなると思います。
タチウオをたべよう♪
太刀魚は暖かい季節になると色々なところで見ることができます。
スーパーでも取り扱いの多い魚なので手に入れるのは簡単かと思います。
大きいものは高く、小さいものは安いです。
やはり大きい物の方が美味しく食べ応えもあるのでおすすめです!太刀魚の大きさはタチウオの幅を見て指の本数で表現されます。4本指くらいの幅の太刀魚であれば大きくて食べ応えもあり値段もそれなりに高くなってきます。
日本以外でも韓国や東南アジアなど色々な国で食べられる魚なので世界的に人気のある魚と言って過言ではないでしょう。
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